冬キャンプ用のソロテントって何がいいのかなあ?
そんなあなたへ…
冬キャンプ用ソロテントとして人気の「サーカスTC DX」と「モーニンググローリーTC」を比較しながら紹介します。
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人気の高いワンポールテント2選
王道ワンポールテントサーカスTCの兄弟テント「サーカスTC DX」
ワンポールテントとしての定番アイテムの地位を獲得した「サーカスTC」の兄弟モデルです。
片方の入り口にサイドフラップ機能が付いているのが「サーカスTC DX」です。
フラップを跳ね上げることで、前室やタープ代わりにもなるので、荷物が多い冬キャンプにも最適なテントです。
サイドフラップが付いている分、重さが1.5kg増え、付属のポールも1本増えますが、それ以外はサーカスTCと変わりありません。
※サーカスシリーズについてはこちらで詳しく紹介しています。
進化型ワンポールテント「モーニンググローリーTC」
設営のしやすさやデザイン性で人気を集めるワンポールテントです。
サイドパネルの一部を立ち上げ、内部空間の狭さというデメリットを改善した進化型ワンポールテントが「モーニンググローリーTC」です。
より快適性が高まったうえ、ビジュアルもトレンド感があり大人気のテントです。
商品スペック比較
どちらのテントも冬キャンプ用テントとして人気がありますが、違いについて細かく比較します。
まずは一覧表で「サーカスTC DX」と「モーニンググローリーTC」を比較すると、以下のようになります。
メーカー名 | tent-Mark DESIGNS | SABBATICAL |
商品名 | サーカスTC DX | モーニンググローリー TC |
サイズ(約) | 使用時:442×420×(H)280cm 収納時:Φ27×63cm | 使用時:470×440×(H)270cm 収納時:77×36×(H)23cm |
重量 | 12.3kg | 14.35kg |
素材 | TC(ポリエステル65%/コットン35%) | TC(コットン/ポリエステル) |
付属品 | ポール、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋 | ポール、張り網、ペグ、収納袋 |
対応人数 | 4人 | 4人 |
カラー展開 | 複数(サンド、ダックグリーン、他限定カラーなど) | 1色 |
価格(税込) ※2023/1/3時点 | 47,300円 | 47,080円 |
サーカスTC DXには、ワンサイズ大きい「サーカスTC DX MID+」が販売されていますが、本記事では同サイズ感のサーカスTC DXと比較しています。
デザイン
後ろから見た形は、どちらも五角形なので、本当によく似ています。
違いを1つあげるとすると、モーニンググローリーは両サイドジッパーで開閉できるのに対して、サーカスは片方しかジッパーがついていないことです。
そのため、サーカスは幕をまくりあげる際など、左右どちらかに一方にしかくくりつけられません。
しかし、別角度から見ること、全く違うテントに見えてきます。
モーニンググローリーの方が、テント入り口にもポールが2本多く使われているため、前面が大きく開けており、幕内からの視界が広くなっております。
サイズ
サイズには、あまり大きな違いはありません。
サーカスのほうが高さが10cm高く、横幅が50cmほど小さいです。
モーニンググローリーの方が横幅が広いため、物置として使えるスペース面積が広いです。
入り口部分の高さに関しても、サーカスの192cmに対して、モーニンググローリーは180cmなので、そこまで差はありません。
メッシュ
モーニンググローリーはフロントパネルが全面メッシュのため、夏キャンプでは虫をシャットアウトしながら通気性良く快適に過ごすことができます。
また、パネルは垂直にデザインされているため、弱い雨ならフルメッシュ状態で過ごすことができます。
それに対し、サーカスはメッシュ構造となっていません。
オプションで購入可能な「専用窓付きフロントフラップ」を購入することで、テント入り口にメッシュをつけることが可能です。
インナーテント
どちらのテントもインナーは、オプションでの販売となっています。
サーカスは、2人用と4人用の2種類販売されており、使用人数によって選ぶことが可能です。
それに対し、モーニンググローリーは2人用の1種類しか販売されていません。
そのため、ソロ用テントとして考えるなら、カンガルーテントを中に設置するのもおすすめです。
※カンガルーテントのおすすめについてはこちらで紹介しています。
生地
どちらもテント本体の生地は、TC素材(コットンとポリエステルの混紡素材)です。
サーカスはポリエステル65%/コットン35%と表記されているのに対し、モーニンググローリーは詳細な混合比が記載されていません。
しかし、コットンから先に書かれているところを見ると、ポリエステルよりコットンの割合のほうが多いことがわかります。
どちらのテントも水には弱いので、必ず乾燥保管が必要です。
設営・撤収
設営に関しては、サーカスの圧勝ではないでしょうか。
5か所をペグダウンし、真ん中のワンポールを立ち上げるだけの簡単な設営です。
このシンプルさに勝てるテントはないと思います。
モーニンググローリーは、使用するポールもメインポール、フロントポール、サブポール2本の合計4本も必要となることからも、設営も少し複雑になっています。
薪ストーブ
サーカスは、出入り口ともにダブルファスナー仕様のため、薪ストーブの煙突を出しやすい構造をしています。
モーニンググローリーは、入り口はシングルファスナーですが、後面はダブルファスナーのため、薪ストーブのインストールができます。
しかし、サーカスTCとは構造が違うため、上部固定に限られています。
また、インナーテントを使用する場合は配置できないというデメリットもあります。
まとめ
冬キャンプ用ソロテントとして人気の「サーカスTC DX」と「モーニンググローリーTC」を比較しながらご紹介しました。
大きさや重さに大きな違いはありませんが、デザインやメッシュの有無など機能性に大きな違いのある2つのテントです。
どちらも開放的で、幕内空間も広いので、とても魅力的です。
個人的には、ソロの冬キャンプオンリーなら設営がシンプルな「サーカスTC DX」、春秋も使用するなら大型メッシュパネルを有する「モーニンググローリーTC」が使いやすいといった印象です。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
あとがき
迷ったら、2つとも大人買いですね。