キャンプで使う薪ストーブってどんなものを買えばいいの?
冬キャンプに欲しい憧れギアといえばやはり『薪ストーブ』!
薪ストーブといっても種類はたくさん。
毎シーズン迷っているうちに購入できず…なんて方もいるのでは?
そこで今回は『薪ストーブの選び方』から『おすすめの薪ストーブ5選』を紹介したいと思います。
定番人気モデルが中心なので、初めての1台としても失敗が少ないラインナップになっています。
詳しく調べてまとめてみましたので、是非参考にしてください。
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キャンプ用薪ストーブを選ぶポイントは4つ!
キャンプで使う薪ストーブを選ぶ上で、チェックしたい4つのポイントをご説明します。
- ステンレス製か鉄製か
- 燃焼効率の良い二次燃焼タイプか
- 入れる薪の長さ・使う場所を考えたサイズ感
- オプションパーツが充実しているか
1万円以下で購入できるものから5万円ほどするものまで種類も様々あります。
値段だけでなく機能性にも注目して、慎重に選んでいきましょう!
ステンレス製か鉄製か
薪ストーブの材質は、大きく分けて「ステンレス製」と「鉄製」の2種類があります。
それぞれの特徴からメリット・デメリットを紹介します。
ステンレス製
手入れの簡単さを重視するなら、サビに強く耐久性があるステンレス製の薪ストーブがおすすめです。
鉄製に比べると価格は高めですが、初心者でもお手入れしやすく扱いやすいのが大きなメリットです。
ただし、熱伝導率は鉄より低めなので、暖まるまでに若干時間がかかるのがデメリットです。
鉄製
頑丈でできるだけ暖かい薪ストーブを探すなら、鉄製の薪ストーブがおすすめです。
蓄熱性に優れた「鋳物タイプ」と熱伝導率が高い「鋼板タイプ」があり、どちらも耐久性に優れ、遠赤外線効果で暖かいのがメリットです。
家庭で使われるのも鉄製が人気ですね。
ステンレス製に比べると比較的安価で購入できるのもうれしいポイントです。
ただ非常に錆びやすいので、こまめな手入れが欠かせません。
洗ったあとに乾燥させて、油を塗る作業など、メンテナンスに手間がかかりますが、鉄が持つ独特な風合いは魅力的です。
燃焼効率の良い二次燃焼タイプか
二次燃焼タイプの薪ストーブを選べば、煙が少なく燃焼効率もアップします。
「クリーンバーン燃焼」と記載されている商品がこれにあたるので、購入時に確認するようにしましょう。
入れる薪の長さ・使う場所を考えたサイズ感
市販されている薪の標準的なサイズは「長さ40/太さ10~15cm」程度です。
カットせずに薪をそのまま投入できると便利なので、奥行きに余裕があるタイプがおすすめ。
ただサイズが大きいものを購入してしまうと、持ち運びが大変なうえ、その分薪も多く消費してしまうので注意が必要です。
『折りたためるタイプ』や『炉内に煙突などの部品を収納できるタイプ』なら、片付けや持ち運びもスムーズにできそうですね。
オプションパーツが充実しているか
やはり薪ストーブのメリットといえば、暖をとりながら、天板の上で料理ができるのも嬉しいポイントです。
ダッチオーブンを置いて煮込み料理を作ったり、ポットを置いてコーヒーを入れたりと、一石二鳥の使い方ができます。
その他、ピザ窯を備えたタイプや羽釜が付いたご飯が炊けるタイプなどもあるので、料理を楽しみたいならオプションパーツも豊富にあるのかを事前に確認しておくことも重要です。
キャンプにおすすめの薪ストーブ5選
ワークタフストーブ/WTS-380
商品名 | ワークタフストーブ WTS-380 |
---|---|
使用サイズ | 400×445×2160mm |
収納サイズ | 260×400×300mm |
ガラス面 | 2面 |
素材 | ステンレススチール |
煙突径 | 76mm |
煙突長さ | 最大2120mm |
本体重量 | 8.5kg |
付属品 | 煙突×4 簡易型スパークアレスター×1 火格子×1 灰落としスクレーパー×1 収納袋 |
台湾発のアウトドアブランド「Work Tuff Gear」と、重厚なクーラーボックスが評判の「Deelight」から販売された【これは欠かせない】という要素をしっかり詰め込んだ薪ストーブです。
素材は鉄とステンレスが両方使われたステンレススチール製です。
錆止め塗装がされているので、きちんとお手入れすれば、そう簡単にはサビません。
むしろ鉄も使われているからこそ蓄熱性が期待でき、しっかり暖がとれる薪ストーブになっています。
まさに良いとこどり!!
大きなガラス窓は水に濡れても割れない特殊な仕様で、万が一燃焼中に水がかかっても事故を未然に防ぐことができます。
パーツは本体に全て収納し、付属の収納袋に入れて、コンパクトに持ち運ぶことも可能です。
「焼く」「似る」「炒める」の調理器具としても使え、使う人を飽きさせません。
欲張りなキャンパーにおすすめです。
G-stove/Heat View
商品名 | G-stove Heat View |
---|---|
使用サイズ | 420×420×2360mm |
収納サイズ | 240×420×330mm |
ガラス面 | 1面 |
素材 | ステンレス |
煙突径 | 63mm |
煙突長さ | 365mm |
本体重量 | 10kg |
付属品 | 煙突×6 簡易型スパークアレスター×1 火格子×2 灰落としスクレーパー×1 |
ノルウェー発のGストーブはスタイリッシュで重厚感があります。
素材はステンレス製で、耐熱温度はなんと1000℃。
ガラス窓は正面に1つしか付いていませんが、窓ガラスや空気調整口のデザインがさりげなくおしゃれ。
また、オプションが充実していることもGストーブの魅力です。
網の上に薪をくべる方式で燃焼効率は抜群です。
網が2枚付属しているので、もう1枚はピザや食パンを焼くのに使えます。
煙突などの付属品は、本体に全て収納する事ができます。
また、脚も折り畳み式のため、移動時にかさばらずに持ち運ぶ事ができます。
いろいろな形状が用意されており、テントに合わせた煙突自作も可能です。
火事対策の防火マットやウォーターヒーターなど、「キャンプにあったら便利」なあれこれが揃っています。
またG-stoveとオガワとのコラボ商品で、側面にOGAWAのロゴが入った限定モデルも販売されているようです。
Mt.SUMI(マウントスミ)/Woodstove AURA
商品名 | Woodstove AURA |
---|---|
使用サイズ | 550×402×481mm |
収納サイズ | 455×395×370mm |
ガラス面 | 3面 |
素材 | 鉄 |
煙突径 | 80mm |
煙突長さ | 325mm |
本体重量 | 22.4kg |
付属品 | 煙突×6 簡易型スパークアレスター×1 火格子×1 火かき棒×1 収納袋 |
京都宇治発祥のアウトドアブランドMt.SUMI(マウントスミ)。
なかでも前面と左右に設けられた3面ガラスが特徴的な「AURA(オーラ)」は発売直後から高い人気を誇っています。
市販の40cmの長い薪もスッポリ投入できる横型タイプで、薪を割る必要がありません。
前モデルに引き続きダンパー付き煙突や二次燃焼構造を導入することで、少ない薪と煙で大きな火力を生み、高い暖房効率が実現されています。
前モデルとの違いは、ドアのハンドルがステンレス製に改良されたこと。
これにより、以前より開閉しやすくなっているようです。
お手入れが大変な鉄素材ですが、熱伝導がよく、料理にも最適です。
広い天板にお鍋やフライパンなどを調理器具を同時に載せることが可能です。
また、ピザストーンを使えばピザも簡単に焼くことができます。
新保製作所/ROSE
商品名 | ROSE |
---|---|
使用サイズ | 550×402×481mm |
収納サイズ | 455×395×370mm |
ガラス面 | 3面 |
素材 | 鉄 |
煙突径 | 80mm |
煙突長さ | 325mm |
本体重量 | 22.4kg |
付属品 | 煙突×6 簡易型スパークアレスター×1 火格子×1 火かき棒×1 収納袋 |
1万円以下の手頃な価格から20万円以上まで、幅広い価格帯の薪ストーブを展開する新保製作所。
キャンプ用の元祖薪ストーブといえば「ロマンチカル薪ストーブ」ですが、今回おすすめするのはコンパクト薪ストーブ「ROSE」です。
サイズも重量もコンパクトになっており、ロマンチカルと比較するとキャンプで使いやすいよう設計されています。
タイプ | ロマンチカル | ローズ |
---|---|---|
サイズ | 奥行665×巾380×高さ390mm | 奥行480×巾335×高さ395mm |
重量 | 14.8kg | 10.2kg |
素材が鉄だとサビなどのお手入れが心配ですが、この薪ストーブに使われているのは「ボンデ鋼板」という高い防錆性能をもたせたメッキ鋼板です。
鉄ならではの高い蓄熱性とサビにくさを両立させているのが人気の理由です。
また正面に大きなドイツ製のセラミックガラスの窓があり、使用中に濡れぞうきんなどで拭いても割れにくくなっています。
テンマクデザイン/ウッドストーブMサイズ
商品名 | ウッドストーブMサイズ |
---|---|
使用サイズ | 570×526×2400mm |
収納サイズ | 380×228×200mm |
ガラス面 | 3面 |
素材 | ステンレス |
煙突径 | 63mm |
煙突長さ | 365mm |
本体重量 | 9.7kg |
付属品 | 収納ケース×1 ダンパー付煙突×1 スパークアレスター×1 直煙突×4 ロストル×1 フタ用リフター×1 |
優れた耐久性を備える「ステンレス304」を採用した薪ストーブです。
正面と側面の3面にガラス窓が設けられており、薪ストーブを囲んで揺らぐ炎を楽しめるように考えられています。
個人的にはG-stoveと少し丸み帯びたデザインが良く似ているなと思っています。
脚はワンタッチ開閉式で設置も簡単。
自動ロック機能も付いているので、安心して使用できます。
また、空気調節がしやすく、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
天板に鍋やケトルを置いて調理できるほか、天板を外せば直火料理も可能です。
サイドのステンレス棚は折りたたみ式で、料理や調味料を置いたり、焚き火ツールを吊るしたりと、使い勝手に優れています。
まとめ
今回は『薪ストーブの選び方』から『おすすめの薪ストーブ5選』を紹介させて頂きました。
石油ストーブに比べるとコストも手間もかかりますが、焚き火代わりにもなる薪ストーブはやはり憧れのアイテムです。
※おすすめの石油ストーブについてはこちらで紹介しています。
是非、自分に合った最強パートナーを見つけてくださいね!
最後までお読み頂きありがとうございました。
あとがき
薪ストでピザを焼いてみたいです。