キャンプで使える石油ストーブってどうやって選べばいいの?
これから寒くなり、本格的なキャンプシーズンが始まりますね。
秋冬キャンプに向けて、石油ストーブや薪ストーブなどの準備を始められる方も多いんではないでしょうか?
そこで今回は、キャンパーさんに人気の『石油ストーブ』を紹介したいと思います。
使用人数やテントの大きさによっても選ぶサイズが変わってきます。
詳しく調べてまとめてみましたので、これから購入を検討されている方は是非参考にしてください。
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キャンプ用ストーブを選ぶポイントは4つ!
秋冬キャンプで使うストーブを選ぶ上で、チェックしたい4つのポイントをご説明します。
・対流式か反射式か
・パワフルさ
・燃焼持続時間
・扱いやすさ
1万円以下で購入できるものから5万円ほどするものまで種類も様々あります。
安さだけで選んでしまうと失敗してしまうので、慎重に選んでいきましょう!
対流式か反射式か
石油ストーブには、「対流式」と「反射式」の2種類があります。
それぞれの特徴からメリット・デメリットを紹介します。
対流式
対流式は、空間全体をじんわりと暖めるのが得意なので、テントの中央に置いて使われることが多いです。
大型でパワフルなものが多いため、ファミリー用の大型テントやワンポールテントに向いています。
デメリットは、熱が上の方に行くため足元がすぐに暖まりにくいことです。
エコファンをセットで購入し、下の方の空気も暖めるのがおすすめです。
反射式
反射式は、熱を前方に放射し直接的に放射し直接的に暖めることができます。
テントの壁際に置いて使われることが多いです。
また、値段が安く、四角い形をしているので積載しやすいのが特徴です。
比較的小型のものが多いため、テント内全体を暖めるのに少し時間がかかります。
そのため、大きなテントには不向きで、少人数の小さなテントで使うのに向いています。
また反射式は、タンクをつけたままだと燃料漏れしてしまいます。
タンクを外すか、タンクの弁を押す役目の給油タンク受けを外して持ち運ぶことで、灯油の漏れを防げます。
パワフルさ
石油ストーブの暖かさは、各スペック表の暖房出力を見れば、暖める能力がわかります。
キャンプで使用する場合は、4人ほどのシェルターで暖房出力2.4程度あれば十分に暖かいです。
ただ、大型テントの場合は、暖房出力3.0ないと寒く感じるかもしれません。
また、石油ストーブの中でも、アルパカストーブやパセコストーブのように燃焼部分が金属メッシュで覆われていると、輻射熱を効率よく反射し、暖かさを感じやすいです。
燃焼持続時間
当たり前ですが、燃焼時間は長い方が良いですよね。
連続燃焼時間が長いと夕方から朝までストーブを使用し続けることができたり、給油するといった手間を省くことができ、予備タンクも必要ありません。
就寝時に石油ストーブを使用する場合は、一酸化炭素中毒を起こす危険性があるので、十分な注意が必要です。
しっかり換気をすること&一酸化炭素チェッカーを用意しておきましょう。
以下の一酸化炭素チェッカーは私も愛用しているものです。
一酸化炭素チェッカーは高価なものもありますが、値段を抑えたいという方はAmazonなどで購入するのがおすすめです。
扱いやすさ
扱いやすさとして重要なのは、「持ち運びのしやすさ」と「メンテナンスのしやすさ」の2点です。
持ち運びのしやすいものを探すなら、重量が6kg前後のものがおすすめです。
また、持ち手がついているものだとさらに便利ですね。
さらに、長く使うためにはメンテナンスが欠かせません。
何をするのかというと、から焼きクリーニングと言われる「芯の手入れ」です。
芯の内側に熱を通すことによって、芯に溜まった不純物をとり除くことができます。
キャンプにおすすめの石油ストーブ5選
ここからはキャンパーに人気の『石油ストーブ』を5つ紹介します。
パワフルで燃料コスパが良く、扱いやすい製品のみをピックアップしているので、きっとお気に入りのアイテムが見つかるはずです。
トヨトミ/レインボーストーブ
商品名 | レインボーストーブ RB-250(W) | 対流型 石油ストーブ KS-67H(W) | 対流型 石油ストーブ KS-67H(B) | 対流型 石油ストーブ RL-F2500(H) |
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画像 | ||||
重量 | 6.2kg | 11kg | 11kg | 6.2kg |
燃焼継続時間 | 20.2〜40.2時間 | 9.7時間 | 9.7時間 | 6〜8時間 |
購入リンク |
やはりキャンパーから絶大な人気を誇るのが、トヨトミの対流形石油ストーブです!
家のリビングにもマッチするベーシックなデザインからランタン調のデザインまで、人気でカラーバリエーションが豊富です。
サイズ、重量が大きめなのでコンパクトさに欠けますが、燃料タンク容量はなんと4.9Lもあります。
トヨトミシリーズのなかでもレインボーストーブの燃焼継続時間は断トツの20時間超え。
重さも軽いのに燃料コスパもいいのは驚きです。
また、その名の通りレインボーに光る灯りもとっても綺麗で、その光量は約40Wもあるため間接照明としても人気が高いです。
フジカ・ハイペット/KSP-229-21C-J2R
製品名 | KSP-229-21C-J2R |
出力 | 2.5kW/h |
サイズ | 直径31.0×高さ43.2cm |
重量 | 5.5kg |
燃焼継続時間 | 10〜12時間 |
タンク容量 | 3.6L(4.1L) |
収納ケース | なし |
対震自動消化装置 | ◯ |
フジカのハイペットはサイズもコンパクトで、5.5kgと軽量さもトップクラスです!
スタンダードの反射板なしモデル(J2)・取り外し可能な反射板付きモデル(J2R)・整流リングあり(J2W)・整流リング+風防ガラスあり(J2GW)と使用環境に合わせてグレードを選択することが可能です。
少々値が張りますが、フジカは国産メーカーならではの安心感があり、ちょっと調子が悪いなと思ったときにアフターサービスを受けることができます。
突然届いて、現金の用意がない!とならないように注意しないとね。
アルパカストーブ/newアルパカストーブコンパクト
製品名 | newアルパカストーブコンパクト(TS-77 JS-C) |
出力 | 3.0kW/h |
サイズ | 直径35.0×高さ40.5cm |
重量 | 6.6kg |
燃焼継続時間 | 10時間 |
タンク容量 | 3.7L(5.0L) |
収納ケース | 付属あり |
対震自動消化装置 | ◯ |
アルパカストーブは韓国製の灯油ストーブです。
まず魅力なのがコンパクトなのに高火力ということ。
比較的安価に購入することができて、タンクが二重タンクになっているため安心の設計です。
そして、調理にも使えるというキャンパーには見逃せないメリットが多いストーブです。
さらにアルパカストーブの特徴として、燃焼部分が金属メッシュで覆われているため遠赤外線効果も高いという点も大きな魅力といえます。
ただ、実際に使用されている方によるとパワフルなため、燃料消費が早いという意見も…。
燃料コスパは気になるところですね。
PASECO/WKH-3100S
製品名 | WKH-3100S(2022年モデル) |
出力 | 3.0kW/h |
サイズ | 直径32.5×高さ44.1cm |
重量 | 5.2kg |
燃焼継続時間 | 18時間 |
タンク容量 | 5.3L |
収納ケース | なし |
対震自動消化装置 | ◯ |
こちらもアルパカストーブと同じく韓国製の灯油ストーブです。
個人輸入する人もいるほど人気の商品です。
サイズはコンパクトなのに、タンク容量が5.3Lと大きく、燃焼時間が18時間と長く使えるのも特徴です。
また1万台で買えるので、コスパは最強クラスです!
ただ、アルパカストーブは日本の安全規格をクリアしているのに対し、こちらはクリアしていないのが気になるところです。
アラジン/AKP-S249
製品名 | AKP-S249 |
出力 | 2.4kW/h |
サイズ | 横34.5×奥行き34.0×高さ39.5cm |
重量 | 6.1kg |
燃焼継続時間 | 13時間 |
タンク容量 | 3.0L |
収納ケース | なし |
対震自動消化装置 | ◯ |
今回ご紹介する唯一の反射式ストーブはアラジンの石油ストーブです。
対流式モデルで一番小型のnewアルパカストーブとほぼ変わらないサイズ感です。
出力が2.4kW/hと少し弱いのが気になりますが、背面に反射板が大きく付いているので非常に暖かく感じます。
またこちらもコスパ最強クラスです。
まとめ
今回は石油ストーブの選び方のポイントから、今おすすめの商品まで一気に紹介させて頂きました。
コンパクトで持ち運びに便利で、暖房機能やデザイン性に優れた石油ストーブは、秋冬キャンプには欠かせないアイテムです。
是非、自分に合った最強パートナーを見つけてくださいね!
最後までお読み頂きありがとうございました。
あとがき
秋キャンプ×焼き芋で食べ過ぎに注意しないといけないですね。