暖かな日差し、風で木の葉がすれ合う音、ぼーっと眺めているだけで心が安らぐ自然の風景。
気の合う仲間とワイワイするのも楽しいですが、たまには時間を忘れて、のんびり過ごすキャンプも楽しいですよね。
そんな時に、心が踊る音楽があれば、さらに最高だと思いませんか?
そこで今回は、LEDランタン機能も持ちながら、音楽も十分に楽しめるBluetoothスピーカー『mifa WILD CAMPING』をご紹介します。
実際に使ってみて良かった点だけでなく、気になった点もしっかり紹介していきますので、皆さんの参考になれば嬉しいです。
スピーカーとしての機能にも注目して読んでみてね!
- LEDランタンは十分すぎるほど持っているから、サブ機能付きのランタンが欲しい。
- mifa WILD CAMPINGってスピーカーとしてどれだけ使えるの?
- ランタンとしての機能はどんな感じなの?
mifaってどんなブランド?
mifaは、Bluetoothスピーカーのメーカーとして、中国の深圳(シンセン)に拠点を置くブランドです。
日本ではあまり聞き馴染みがありませんが、10年前からBluetoothスピーカーやプロジェクターを生産・開発していて、世界50ヵ国以上で販売しているという多くの実績があるブランド。
これから日本でも人気が出ること間違いなしのブランドです。
音楽は世界で最も美しい言語であり、新鮮な活力と最も完璧なリズムを持ち、魂に響くものであると信じています。
そのため、MIFA は「魂のサウンド」というサウンドコンセプトにこだわり、 最も純粋な音質を復元するよう努めています。
出典:mifa Official Store
mifaのブランドコンセプトからもわかる通り、音楽へのなみなみならぬ愛を感じる企業です。
熱い想いのこもったmifaのBluetoothスピーカー!さっそく製品のスペックから見ていきたいと思います。
mifa/WILD CAMPINGの基本情報
『WILD CAMPING』について、製品のスペックからご説明していきたいと思います。
製品スペック
サイズ | Φ110×253.5mm |
---|---|
重量 | 820g |
バッテリー | リチウムバッテリー |
バッテリー容量 | 3.7V、9600mAh |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
搭載スピーカー | フルレンジスピーカー 2×Φ45㎜ パッシブラジエター 2×(46㎜×66㎜) |
明るさ | 230㏐ |
LED色温度 | キャンドルライト(蝋燭光):2000k ソフトホワイト(暖白光):2700k |
連続使用時間 | 13時間(ライト、スピーカー同時使用) 18時間(ライトのみ使用) 38時間(スピーカーのみ使用) |
充電時間 | 約4時間(5V/3A) |
防水性能 | IP67 (防塵・防水) |
USB外部接続 | USB Type-C |
USB出力 | 5V/2A max |
材質 | 本体:ABS樹脂 ボタン:TPU 底面:シリコン フック:亜鉛合金 |
カラー | オリーブドラフ/ブラック/ブラウン |
mifa/WILD CAMPINGは、LEDランタン機能搭載のBluetoothスピーカーです。
最先端の技術を搭載したスピーカーで、LEDランタン機能がついてるとは思えないほど、豊かで充実した重低音からクリアな中高音域までバランスよくパワフルな音楽を実現しています。
ランタン機能よりもオーディオ機能がかなり突出したイメージだね!
付属品
次に、付属品を見ていきたいと思います。
マグネット付きのかなりしっかりした外箱が付いているにも関わらず、持ち運びがしやすい巾着型の収納ケースまで付いています。
収納ケースは薄手のクッション材入り、そしてベルトループも付いていて、なかなかしっかりとした作りです。
付属品の細かいところまでmifaのこだわりを感じるね!
また、オリジナルステッカーが6枚も同封されており、ここも他のブランドとは一味違った魅力を感じますね。
外観
360度どこからでも音楽と灯りが楽しめるWILD CAMPING。
まずは、外観からチェックしていきたいと思います。
本体上部にはLEDランタンが配置され、下部にはスピーカーがあります。
表面にはロゴと電源ボタン、裏面のカバーを外すと入力・出力用のUSBポートとmicroSDの挿入口がついています。
充電ポートは、近年主流になりつつあるUSB Type-C(タイプC)です。
USB Type-B(タイプB)の端と違って上下がないから、暗い所などでも差し込みやすいね。
細かなボタン操作は、本体上部で全て完結します。
『M』は、Bluetoothボタンで、2回連打するとペアリングできる電子機器を探し接続します。接続を解除したいときは、5秒間長押しで外すことができます。
『☀』は、暖白光と蝋燭光の切り替えボタンで、二回連打すると灯りを消せます。
『▶』は、再生ボタンで、一回押すとストップ、二回連打するとスキップします。
『−・+』は、音量調整ボタンです。
ランタンの明るさは、真ん中にあるダイヤルで、11段階(0〜230㏐まで)の微調整が可能です。
時計周りで明るく、反時計回りで暗くできます。
底面には、三脚取り付け用の1/4インチのネジ穴(カメラ関連のアクセサリーの標準規格)が付いています。
別途カスタムパーツを購入しなくても、ネジ穴がついてるのは嬉しいね!
ガレージブランドの影響で三脚を使ったカスタムが人気なので、しっかりとトレンドを抑えているところもmifaの強みですね。
WILD CAMPINGのおすすめポイント5つ
キャンプに持っていかない日がないくらい愛用しているので、たっぷりと魅力について語っていきますね!
どんな環境でも無敵のボディ
公式サイトには「あえて遊んで、あえてやって」とアグレッシブなメッセージが書かれていますが、ここまで汚したり、水をかけたりするのは怖かったので、写真はネットよりお借りしました。(笑)
防水防塵等級は『IP67』と、数分ぐらいであれば水の中もへっちゃらの装備です。
砂浜や水辺でも安心して使用する事が出来ます。
充電カバーはしっかりと閉まっているか必ず確認してね。
また意外と知られていないですが、電子機器は寒いのも暑いのも大の苦手です。
暑い時期に、携帯を車内に忘れっぱなししたことある人なら経験あるはず…。
普段お使いの電磁機器なら注意しないといけませんが、WILD CAMPINGは『-15℃〜+45℃』までの過酷な環境下で耐えうるよう設計されています。
ここまで温度に強いランタンは珍しいので、雪中や暑い夏でも問題なく使用できるのは、めちゃくちゃ心強いですよね!
自由度の高い設置方法
置く・吊るすで、場所を選ばずさまざまな使い方ができます。
ランタンフックには柔軟性があるゴム製の滑り止め加工がされています。
柔らかい質感で、手に馴染む触り心地です。
これによりランタン自身にも傷がつかないし、ランタンポールにも傷がつかないので嬉しいポイントです。
さらに、下部には三脚取り付け用のネジ穴があるので、写真のように三脚にセットすることも可能です。
高い場所から照らすならランタンポール、低い場所なら三脚と使い分けができるね。
4つの搭載機能
基本情報のところで、オーディオ機能がかなり突出したBluetoothスピーカーと説明しましたが、WILD CAMPINGに搭載された凄い新機能をご紹介します。
TWS機能搭載
2台のWILD CAMPINGを通信させるTWS機能を搭載しており、より立体的な音楽を楽しむ事が可能。
一台からは左側の音、もう一台から右側の音を発することで、本格的なステレオとして機能させることができます。
パーティーモード
PARTY ADD機能を搭載したmifa製品同士(WILD CAMPING以外も可)で無線接続、同時に100台以上のスピーカーから同時再生が可能になります。
大音量にすることなく、広い範囲で同時に音楽を楽しむことができます。
デュアルデバイス
2台の機器をWILD CAMPINGにペアリングしておけば、接続先の切り替え操作無しで通信する機器を切り替えることが可能。
音楽などを再生している方の機器の音声に自動で切り替わります。
給電機能
USB-A端子から5V/2Aでの電源出力が可能で、急な充電にも対応しています。
詳しくは次でご説明します。
大容量バッテリーで、急な充電にも対応
標準機能だけでも十分凄いのに、実は大容量のバッテリーまで搭載されたWILD CAMPING。
その容量はどれほどかと言うと、なんと9600mAhも!!
数字だけでお伝えしてもピンとこないと思うので、例を出すと…
他社製品A | WILD CAMPING | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 4800mAh | 9600mAh |
充電可能回数(目安) | スマホ1回分 | スマホ2回分 |
試しに、価格帯が近いLEDランタンスピーカーAとバッテリー容量を比較してみました。
他社製品Aは4800mAhでしたので、容量だけでいうとWILD CAMPINGは2倍の9600mAhも容量を持っているということに!
どれぐらい使用できるのかどうか、1泊2日のキャンプで使用してみましたが、スマホ1台を充電して、夜はランタンとして使用しても問題なく2日目の朝も使用できました。
ただ、一般的な10,000mAhのモバイルバッテリーで、スマホ2台分といわれているので、ランタンやスピーカーとしても使用する予定なら使いすぎは注意です。
スマホの充電がないのに、充電器を忘れちゃった〜という時でも安心だね。
灯りは消して、スピーカーだけでも使用可能
外が明るい日中は、正直ランタンの出番ってないですよね?
でも音楽を聞きたいなぁっていう気分の時にも、WILD CAMPINGは上部のダイヤルを回すだけで灯りが消せて、スピーカーだけでも使用可能。
その場合は最大38時間も稼働できるので、連泊キャンプにも十分対応可能です。
気になるポイント
炎が揺らめくように点灯する機能はなし
LEDランタンスピーカーといえば、音楽に合わせて炎が揺らぐように点灯する機能がついているものも多くありますが、残念ながらWILD CAMPINGはそういった機能がありません。
焚き火のような揺らぐ灯りを期待されているのであれば、おすすめできません。
WILD CAMPINGのランタンとしての機能性については最後に解説します。
※ゆらゆらした灯りをお求めの方は、ゆらぎカプセルスピーカーがおすすめです。
収納式のフックではない
収納式のフックではないので、収納袋に入れる時に引っ掛かるのが気になるポイント。
巾着型の収納袋をしめる時に、最後まで上手く閉めれないと、ちょっと不格好に…。
ここは是非とも、改善してもらいたいポイントです。
ただ付属品のところでお伝えした通り、中にクッション材や、外にベルトループがついていたりと機能性十分な収納ケースになっています。
気になる音質は?
写真や文字では音が伝わらないのが、残念ですが…。
気になる音質について、音楽を流してチェックしてみました。
正直はじめは、そこまで音質に期待はしていませんでした。
でも、実際に音楽を流してみると想像以上の迫力!!
低音域がすごく良くて、ベースやドラムの低音もボヤけることなくしっかりと出ているので、洋楽も迫力あるサウンドで楽しむことが出来ます。
重低音のズンズンくるあの感じはなかなかのものです。
中音域は、少し軽く感じましたが、輪郭が霞んでいる感じではなく、クリアに聞こえてきます。
特にクリアに聴こえると感じたのがボーカルで、女性ボーカルの高めな声はかなりクリアでした!
試しに家では、音量を下げて聴いていましたが、それでも十分な迫力がありました。
その辺のスピーカーとは一味違う感じがする。
キャンプ場で聞くと、家では軽く聞こえた中高音域の音の広がりがよく感じました。
キャンプ場ではボリュームを大きく出来ないので、この重低音でかなり満足できます。
LEDランタンとしても使える?
他ランタンとの明るさ比較
オーディオ機能がかなり突出しているとお伝えしてきましたが、ランタン機能はどうなのか気になるところですよね?
製品スペックでは230㏐と記載されていますが、数字だけだとどのくらい明るさが分からないので、実際のキャンプで比較してみました。
比較させてもらったのは、最大光量が同程度(200㏐)の『ゼインアーツ/ジグ』です。
ジグの方が光量は小さいはずですが、灯りが下にあるからか、テーブルを照らしている気がしますね。
ただ体感的には、そこまで大きな差を感じませんでした。
これにより、ランタンとしての機能も他ランタンと全く変わらないことがわかりました。
点灯の仕組みは?
WILD CAMPINGの光源は、レンズ上部にある8つのLED。
照射角度の広いLEDが真横から明かりが直接見えないように下向きに設計されているので、足元から水平方向までを幅広く照らせている印象です。
テーブルに置いていても眩しくない印象だよ。
また色温度は、2700Kの暖白光と2000Kの蝋燭光の2種類あり、やや暖色光の方が明るく感じました。
キャンプ場で使用する場合も、暖色光の方が虫が寄ってきにくいのでおすすめです。
癒やしを求めるキャンパーへ!
オーディオ機能がかなり突出したBluetoothスピーカー「WILD CAMPING」はどうでしたか?
オーディオ機能だけが凄いのかと思っていましたが、LEDランタンとしての機能も他ランタンに負けないほど十分ありました!
何よりも防水・防塵性能が高く、アウトドアでも安心して使えるのは嬉しいポイント。
伝えたいことがいっぱいで内容盛りだくさんになってしまいましたが、その魅力が伝わっていると嬉しいです。
正直言うと「まだサイトが暗くて灯りが足りない」っていう方には向いていませんが、サブ機能付きのランタンをお探しの方に全力でおすすめしたいランタンです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。