こんにちは!毎月の支出の8割をキャンプに注ぐ子連れキャンパーのファミ柴(@famcam_shiba1)です。
今やキャンプをするうえで欠かせないポータブル電源。
アウトドアショップだけでなく、ホームセンター、カーショップ、コストコなどでも見かけることも多くなりましたよね。
ですが一言にポータブル電源と言っても、王道ブランドのJackeryやBLUETTIから、名前も聞いたことのないようなブランドまで数多く発売されており、どれを選んだら良いのか迷ってしまいます。
そこで今回は、まだ知らない方も多いであろう最新のポータブル電源『Dabbsson/DBS1400Pro』について、どこが最新なのか、他のポータブル電源とはどう違うのかについて徹底的に解説していきたい思います。
これから購入される方は、是非参考にしていただけると嬉しいです。
- 安全性の高いポータブル電源を探している
- 災害時など、いざと言うときに使えるポータブル電源が欲しい
- ソーラーパネルもセットで欲しい
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Dabbssonってどんなブランド?
Dabbssonとは
Dabbssonは、高い安全性と性能が求められるEV用充電器業界で世界シェアを取った中国発のメーカーです。
それを聞いて「中国ブランドって大丈夫なの?」と思った方も多いんではないでしょうか。
実は私もその一人でした。
ですが調べてみたところ、実はポータブル電源の9割近くが中国ブランドで、Anker・Jackery・BLUETTI・EcoFlowの大手4社が名を連ねているんです。
また現在では、2024年3月に日本国内にて『株式会社DABBSSON JAPAN』が設立されており、アフターサービスなども国内で行ってくれるので、非常に信頼性が高いブランドだということがわかりました。
バッテリーの進化
現在のポータブル電源には、リン酸鉄のバッテリーが広く使われています。
そして、どの製品も安心安全と評価されていますが、実際には年間約50件前後ポータブル電源に関連する火災事故が報告されています。
自分のポタ電が発火したらと思うと怖いよね。
その問題を解消するためにDabbssonから開発されたのが、半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。
EV用充電器業界で世界シェアを獲得しているDabbssonだからこその、安全性・高性能を実現しています。
釘刺しテストを問題なくクリアした実力らしいよ。
ポータブル電源DBS1400Proの基本情報
まずは、新バッテリーが搭載されたDabbsson/DBS1400Proの基本スペックから確認していきたいと思います。
基本スペック
商品名 | Dabbsson DBS1400 Pro |
---|---|
バッテリー容量 | 1382Wh |
出力最大 | 2400W |
出力波形 | 純正弦波 |
推奨使用温度 | 室温0℃~40℃ |
推奨保存温度 | -10℃~45℃ |
バッテリー種類 | 半固体リン酸鉄リチウムバッテリー |
サイクル寿命 | 4500回充放電で80%の初期容量まで維持可能 |
保証 | 5年保証(3年基本保証+2年保証延長) 無料回収サービス |
1382Whの大容量バッテリーに、2400Wの高出力の組み合わせ。
キャンプでよく使用する電子機器として、電気毛布(約55W)やプロジェクター(約50W)が挙げられますが、約27時間も使用できる計算になっています。
27時間も使えたら3泊ぐらいしても余裕だね。
さらにDabbssonでは無料回収サービスも行っているので、使わなくなったポータブル電源の処分に困る必要がないのも助かります。
廃棄するのって意外と大変だから助かるよね?
付属品
5年保証がついているので、保証書は必ず保管しておきましょう。
収納ケースは別売りですが、防水加工がされており、持ち運びにもあると便利です。
ポータブル電源DBS1400Proの外観とその使い方
次に外観とその使い方について確認していきたいと思います。
外観
ブラックとシルバーを基調としたスタイリッシュなデザインです。
フレームには高品質なアルミニウム合金が採用されており、高級感のある作りが印象的です。
冷却ファンが側面に2個所あり、動作音も静かで、寝るときも気になりません。
中央にある液晶パネルの文字は、少し細めな印象。
ただ、電池残量に応じてスケールのアニメーション表示があったり、細部にまでこだわりを感じます。
出力規格・ポート数
数 | 詳細 | |
AC出力ポート | 4 | 2400W(瞬間 4800W),100V~ (50/60Hz) |
NEMA TT 30 | 1 | 不明 |
USB-A | 3 | 12W×1 / 18W×2 |
USB-C | 3 | 30W×1 / 100W×2 |
シガーソケット | 1 | 12.6V 10A, 最大126W |
DC出力(5521出力) | 2 | 12.6V 4A, 各ポート最大50.4W |
出力ポートの種類とポート数は多数あり、どんなデバイスでも問題なく充電できます。
最大13台のデバイスが同時充電可能です。
さすが最強クラスのポータブル電源だね!
個人的に一番良かったのが、ACコンセントが横並びで3口装備されていること。
縦だと大きいプラグの場合に、喧嘩してしまって1つ使えなかった経験があるので、横並びは嬉しいです。
サイズ感・重量
サイズ | 約432×254.5×303 mm |
重量 | 約20.5kg |
1382Whの大容量バッテリーということもあって、なかなかのサイズ感です。
ただ縦に長くほっそりとした形なので、積載はしやすいです。
ボタン操作
ボタン操作は非常にシンプルで、ワンプッシュでON/OFFの切り替えが可能です。
各出力のポートをさらに押すと、ONになる仕組みです。
ONにするとライトが点灯するので、消し忘れていた場合にもすぐわかるようになっています。
こちらを押すと、3段階でライトが点灯します。
緊急時やキャンプの夜などに大変便利です。
充電方法
入力ポート | 時間 | |
---|---|---|
AC入力 | 100V(50/60HZ), 急速充電1500W | 45分で80%(公式より) 63分で100%(実測) |
ソーラーパネル入力 | 12-60V 25A Max, 最大1200W 210W | 1.6時間で満充電(公式) 5時間で50%(実測) |
シガーチャージャー入力 | 12V/24V, 定格電流8A |
これはどこのポータブル電源も同じですが、充電方式は3種類あります。
特に使用する充電方式はAC充電になりますが、独自のDabFlash充電技術により、約45分間で80%まで充電できます。
実際に自宅で、コンセントに繋いで100%まで充電してみましたが、約63分という結果でかなり高速でした。
こんな一瞬で充電できるなんて凄いね!
次に、キャンプ場にて、同じDabbssonのソーラーパネル400Wを1枚繋いで、充電してみました。
この日は太陽が雲に隠れがちの日で、なかなか天候に恵まれなかったせいか、50%まで5時間もかかってしまいました。
Dabbsson本来の力が試せなかったのは残念ですが、実力の高さは本物です。
DBS1400Proの特徴と魅力
従来のリン酸鉄から、半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリーに進化したDabbsson/DBS1400Pro。
新バッテリーになってどのように変化したのか、安全性はもちろんですが、その他の機能もみていきたいと思います。
雷のように速い急速充電技術
まず何が凄いかっていうと、充電スピードの速さです。
先程もお伝えしましたが、わずか約45分間で0 %から80%まで充電できます。
DBS1400Proの充電は、雷のように速いと言われているよ!
公式サイトに、他社のほぼ同じ容量のものと比較図がありましたが、AC出力が群を抜いて高いのがわかります。
これは、DBS1400Proが本当に優れている製品だからこそです。
高速充電を実現するには、インバーターの性能や温度管理システムなど、製品の内部設計の質が高くないといけないので、その証とも言えます。
3年前の商品にはなりますが、自身が所有しているJackery/1000と比較してみたところ、こちらは約7.5時間も充電に時間がかかっていました。
実際に、いざ台風の接近に備えて充電しようと思っても、充電に7時間もかかったら間に合わないですよね?
それがこのDBS1400Proだと、AC主力が1500Wなのであっという間に充電が完了しちゃうんです。
ここまで充電が速いポタ電は初めてかも!?
フル充電で保管しても大丈夫
従来のリン酸鉄のバッテリー | DBS1400Proの半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリー |
---|---|
60〜80%の電池残量で保管 | 100%残量で保管 |
半年間で約30%の放電 | 半年間で約10%の放電 |
従来のポータブル電源に使用されているリン酸鉄のバッテリーでは、60〜80%の電池残量で保管をメーカーから推奨されていました。
ですが、半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは100%残量で保管することが可能なんです。
これにはかなりびっくりしました!
明日なのか、来月なのか、それとも来年なのか、いつ起こるのか誰にも予想できないのが災害です。
いざってときに頼りになると思っていたポタ電が全く使い物にならなかったら大変ですよね!?
なのでフル充電で保管でき、半年間放置していても10%しか減っていないのは嬉しい驚きです。
アプリと連携できる
アプリによる遠隔監視や操作が可能です。
WiFiでスマホと接続し、電源とアプリを連携し、電源のON/OFFの切り替えや、充電時の入力電力を変更などができます。
さすが最新製品!!
また、アプリから操作できる『Power Boostモード』をONにすると、3600Wまでの家電を動かすことが可能になっています。
ドライヤーと電子ケトルの同時使用なんかも朝飯前です。
気になるポイント
なかなかの重さ
1つ気になったポイントは、本体重量が20kgもあり非常に重いことです。
自身が所有しているJackery/ポータブル電源1000と比較してみたところ、こちらは10.6kgだったので約2倍の重さです。
DBS1400Proの方が容量も大きいので、重いのはわかりますが、2倍もあるのは持ち運びが大変です。
安全性が何よりも大事!
大容量なものも高出力なものもたくさんありますが、使用するうえで最終的に大事なのは『安全性』です。
10年・15年と長く使えるものだからこそ、発煙も発火も心配のないものを選びたいですよね。
また、高速充電できることやフル充電で保管してもバッテリーの低下や放電しにくいことから、非常に防災との相性が良いポータブル電源だと思いました。
間違いなく、今販売されているポータブル電源な中でも、トップクラスの性能だと思います。
ポータブル電源をお探しなら、最新の半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが使われたDabbssonがおすすめです。
※夏には車載冷蔵庫(ポータブル冷蔵庫)とも相性バッチリです。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。