ACORN HOUSE(エーコンハウス)ってどんなテント?
設営って大変なの?!
そんなあなたへ…
今回は、おしゃれキャンパーの間で話題の超大型ドームテント『ACORN HOUSE 4.75』のレビュー記事です。
実際に使ってみて、設営もとてもカンタンであり、お籠りキャンプがしたい秋冬にぴったりのテントだと感じました。
また、4〜6 人向けのサイズ感なので、ファミリーキャンプにおすすめのテントです。
「ACORN HOUSEがどんなテントかまだ知らない方」や「設営方法が知りたい方」という方の参考になれば嬉しいです。
※その他の超大型ドームテントについてはこちらで紹介しています。
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ACORN HOUSE4.75の基本情報
スペック
使用サイズ | 475×455×200(H)cm |
収納サイズ | 68×35×25cm |
対応人数 | 4〜6 人 |
重量 | 12.5kg |
素材 | ナイロン40D PU/SIL |
カラー | 4色(ブラック、ホワイト、タン、オリーブグリーン) |
韓国発のアウトドアブランド「ground cover(グランドカバー)」のテントです。
ACORN HOUSE 4.75は、最大高さは2mの半円球型で、4〜6人用の超大型ドームテントです。
カラーは『ブラック、ホワイト、タン、オリーブグリーン』の4色展開で、ブラックのラインが入っているのが特徴的!(オリーブグリーンは日本ではまだ販売されていないようです。)
クールで男前なデザインですね。
付属品
テント本体 | 40Dリップストップナイロン・PU加工(耐水圧2,000mm) |
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レインフライ | 201Tナイロン・PU加工(耐水圧2,000mm) |
メインポール | Yunan製 Φ13✕5本 |
サブポール | Yunan製 Φ11✕5本 |
V字ペグ | AL7A04 27×10本 |
専用ライナー | 日除け用の布 |
付属品は上記のとおり、テント本体の他にレインフライ、メインポール、サブポール、ペグ、日除け用のライナーが付属しています。
ACORN HOUSE 4.75の設営方法
設営方法について、全体の流れをご説明します。
一見大変そうに見えますが、とても簡単です。
設営の準備
本体を広げる
収納ケースから本体を取り出し、この形から円形に幕を広げます。
ポールの準備
次は、計10本のポールを準備しておきます。
先端がブラックのメインポール5本と、先端がグレーのサブポール5本の2種類あります。
ポールの直径は違いますが、ほぼ長さは同じなので、この時に混ざらないように注意しましょう!
テント組み立て
メインポール5本をスリーブに通す
まずメインポール(先端がブラック)5本を星を描くイメージで、スリーブに通していきます。
この時、ポールの先端を片側だけ、幕下のビルディングテープ(黒色)の穴に差し込んでおきます。
メインポールの反対側も穴に差し込んで、立ち上げる
次は、いよいよテントの立ち上げです。
メインポールの反対側も、幕下のビルディングテープ(黒色)に差し込んでいきます。
1つ目は1人でもできましたが、2つ目でテントが自立するので、中からもう一人支える人がいた方がスムーズです。
サブポール5本をスリーブに通す
サブポール(先端がグレー)5本をサイドのスリーブに通していきます。
先程と同様に、幕下のビルディングテープ(グレー)の穴に差し込んでいきます。
サブポールの交差点を固定する
サブポールの交差点を数ヶ所固定していきます。
テープを締めて、テンションをかける
ポールを通す時に緩めておいた幕下のビルディングテープを締めていきます。
しっかりとテンションがかかるので、ペグダウンしなくても綺麗にピン張りできます。(風が強い日はペグダウンしておく方が良いです。)
これで完成です!
ACORN HOUSE 4.75の特徴と魅力
続いては、ACORN HOUSE 4.75を実際に使ってみて感じた魅力や特徴について説明します。
人目を引くデザイン
やっぱり直径5m弱の大型ドームテントのため、存在感が違いますね!
カラーによっても印象は違いますが、我が家はタンカラーを購入したので、紅葉との相性抜群でした。
センターポールがないのでデッドスペースがない
センターポールがないため、内部空間を広々使用することができます。
中央部にストーブやテーブルを置いたりと、ギアの配置もしやすく、自由にレイアウトが楽しめます。
信頼と実績のあるYunan製ポール
メインポール(Φ13✕5本)とサブポール(Φ11✕5本)の計10本のポールで構成されており、その全てに韓国のYunan製(ユナン製)ポールが使用されています。
韓国製のポールといえば、日本ではDAC社が有名ですが、Yunan社も非常に人気が高く信頼と実績を集めています。
実際に今回使ってみて、本当に軽くて丈夫なので驚きました。
2サイズ展開
ワンサイズ小さい『ACORN HOUSE 3.45』も販売されています。
こちらは、6本のポールで構成されており、最大4人で寝れると言われていますが、実際はソロやデュオキャンプ向きです。
ACORN HOUSE 4.75の気になる点
グランドシートは別売りで購入する必要あり
やっぱりこんな大きなドーム型テントだと、幕内でお籠りしたくなりますよね。
しかし、グランドシートは別売りで購入する必要があります。
代用品を探してみましたが、直径475cmのサイズの大きい10角形のものは見つかりませんでした。
純正のグランドシートを取り付けるのは、専用のフックに引っ掛けるだけなのでとても簡単でした。
内側のスカートとグランドシートに隙間が出来ないようになっています。
設営に時間がかかる
説明書が無くても、設営できるほど簡単なテントです。
ただポールを10本通す工程が大変で、撮影をしながらだと40分ほどかかりました…
ポールを通すだけで自立するから、ペグをほとんど打つ必要がないのは楽だね!
天窓は開かない
5つの丸窓が特徴的なデザインのACORN HOUSE 4.75ですが、残念ながら丸窓はメッシュにしかできません。
ここが個人的に1番の残念ポイントです…
耐風性はイマイチ
ポール本数が多いと、一般的に耐風性が高いと言われています。
ですが、ACORN HOUSE 4.75は2m超えの半円球型のため、風が強い日には向かないテントです。
事前に天気予報を確認して、十分に注意しましょう!
他の超大型ドームテントと比較
同サイズ感(直径5M前後)の超大型ドームテントと比較してみました。
個人的には、窓や出入り口などの形から『ヘクトルテント』に一番似ている気がします。
商品名 | WIWO ヤクドーム550 | THE FREE SPIRITS ロボテック | ヘクトルテント | アリエスドームテント |
使用サイズ | 550×550×230(H)cm | 550×500×235(H)cm | 510×510×223(H)cm | 500×475×250(H)cm |
収納サイズ | 80×40×35cm | 65×30×30cm | 80×40×35cm | 72×38×35cm |
重量 | 19.5kg | 15kg | 15kg | 22kg |
ポール数 | 9本 | 10本 | 10本 | 8本 |
特徴 | コスパ最強テント! 標準でグランドシートが付属 | 天窓はなく、側面に半円状の窓のみ 50万超えの高級テント | 5つの天窓が開く 出入り口は3ヶ所 | 10万円台で変える大型ドームテント 天窓はなし |
購入リンク | THE FREE SPIRITS -自由之魂-公式サイト | 株式会社MKPlanning公式サイト |
人目を惹く超大型ドームテントの虜に
ACORN HOUSE 4.75はいかがでしたでしょうか。
実際に使ってみて、人目を惹くデザイン性や居住性の高さに、さらに魅了されました。
海外からの輸入で、生産数も限られているため、非常に入手が困難でしたが、買って正解のテントでした!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
あとがき
テントは天井が高い方が好きです。(天井が低いと腰が痛くなります…)