こんにちは!柴犬、2歳児と0歳児と共に行くファミリーキャンパーのファミ柴(@famcam_shiba1)です。
SNSで見かけない日はないほど、大人気のマルチグリドル。
気になってはいるけど、メーカーもたくさんあって、それぞれお値段も商品名も違うし、どれを買えばいいのか迷っちゃいますよね…
そこで今回は、ファミ柴なりにそれぞれの商品の特徴からメリット・デメリットについてまとめてみましたので、これから購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
すでにマルチグリドルを持ってるという方も「え!?こんなブランドあったんだ!」と驚いてもらえるように、徹底的に調べ尽くしてみましたので、ぜひチェックしてみてください。

新しい商品が次々と出てくるから、その都度更新していくね!
- マルチグリドルってそもそも何?人気の理由を教えて!
- マルチグリドルの選び方がわからない
- それぞれの商品のメリット・デメリットが知りたい
※フォーシーズン/マルチグリドルパンの使用感については、以前こちらで詳しく解説しています。
マルチグリドルってそもそも何?
なんて呼ぶのが正解なの?


「マルチグリドルって何?」と聞かれた時に、そもそも人によって呼び方が違うので、「なんて呼ぶのが正解なの?」って思われている方もいるのではないでしょうか?
実はマルチグリドルとは、お隣の国【韓国】から海を渡ってやってきた『平たく丸いお皿のような形をした鉄板の調理器具』を総称して呼ばれているんです。
ですが、各メーカーごとに少しずつ商品名を変えているため、分かりづらくなってしまっています。
調べたところ、マルチグリドルパンや鉄板マルチグリドル、デザイングリドル、ラウンドグリドルパンというように、『グリドル』が共通して使われている印象でした。



ここでは分かりやすいように、マルチグリドルって呼ばせてもらうね!
マルチグリドルの人気の理由


マルチグリドルの人気の理由は、その特徴にあります。
『平たく丸いお皿のような形をした鉄板の調理器具』とご紹介しましたが、日本で流通しているマルチグリドルは、鉄ではなくアルミニウム合金で作られているため、見た目やサイズの割にとても軽いのが特徴です。



こんな感じで片手で持てちゃうよ!


また、従来のフライパンと大きく違うポイントは、取っ手が付いていないこと。
ですが、持ちやすいように持ち手がついているので、火傷しないようにカバーをつけるのがおすすめです。


また、平らなように見えて、実はゆるくカーブしているのも、マルチグリドルの特徴です。
そのおかけで、焼く以外にも煮る・茹でる・揚げると1台で4役もこなすことができ、絶大な人気を誇っているんです。
マルチグリドルを購入する前に気をつけたいポイント
マルチグリドルの選び方がわからないという方のために、購入する前に気を付けてもらいたいポイントを3つご紹介します。
サイズ感


まず1つ目はサイズ感です。
当たり前ですが、金属製なので家庭用フライパンと同様、畳んで収納することはできません。
家族が多いと大きいサイズを選んでしまいがちですが、収納する時のことを考えてサイズを選ぶことも重要です。



我が家は4人家族で直径29cmのものを使っているよー。
また、ブランドによってサイズ展開の数は違いますが、『29cm/31cm/33cm/36cm』とおおよそ同じサイズ感で展開されています。
裏面の形状


裏面に手持ちのバーナーに合う溝があるかどうか。
大きさ、溝の有無、スベリ止め加工の有無など、使い勝手に直結してきます。
購入前に製品の裏面を見る機会は少ないかもしれませんが、具材を混ぜた時にガタガタせず安定感があるかのかどうかは重要なポイントです。
裏面に自信があるブランドは、裏面の写真もしっかりと掲載されていることが多いので、確認しておきましょう!



使用しているFOUR SEASONSは、凹凸があまりないから、安定感が気になるところ…
付属品
マルチグリドルの付属品で多いのが、『取っ手のグローブ』と『収納袋』です。
あくまで付属品ですが、必要なものなので迷った時は付属品の有無で決めるのもおすすめです。


あまり人様にお見せするようなものではないのですが、我が家の場合は、百均で購入した洗濯ネットを収納ケースに代用しています。
クッション性があり、アルミコンテナに入れてもガシャガシャならないので、見た目にこだわらない方はおすすめです。
しっかりしたものが良いという方は、別途購入するのもおすすめです。


ウッド系の取手も人気ですが、このような家庭で使用するグローブでも代用可能です。



何が必要かどうか、前もって考えておくといいよー。
マルチグリドルおすすめ7選
ここからは、はじめての方にもおすすめのマルチグリドルをご紹介します。
SNS等でよく見かける王道のものからマイナーな商品まで、その特徴からメリット・デメリットを簡単にまとめてみましたので、「もう迷いたくない」というか方の参考になれば嬉しいです。
JHQ/鉄板マルチグリドル


タイプ | フラット | フラット | ディープ |
サイズ | Φ19cm | Φ33cm | Φ29cm |
持ち手を含む長さ | 21.5cm | 40cm | 35cm |
深さ | 1.5cm | 2cm | 4cm |
重量 | 330g | 1000g | 720g |
素材 | アルミニウム合金 | 左に同じ | 左に同じ |
コーティング | イノーブルコーティング | 左に同じ | 左に同じ |
対応機種 | ガス火・直火・炭火・ハロゲンヒーター | ガス火・IH対応・直火・炭火・ハロゲンヒーター | 左に同じ |
付属品 | シリコンミトン (赤2個) | 左に同じ | 木製グリップ、鍋敷き、収納ケース |
まず始めに紹介するのは、マルチグリドルの生みの親『JHQ/鉄板マルチグリドル』です。
JHQではサイズ感だけではなく、『底が浅めのフラットタイプ・底が深めのディープタイプ』の2タイプ展開されているのが特徴です。
底が深いものの方が、同じ直径31cmでも容量は多く入りますが、その分厚みが出て収納を圧迫するので、よく考えてから購入するのがおすすめです。


また、実際に手に取ってみてわかったことですが、鉄板の裏面にバーナーとフィットさせる溝があり、他商品と比較したところ、JHQが一番密着させやすく安定感が高いことがわかりました。
そういった細かい部分にも気配りされているところが、さすがJHQだなという感じでした。



最初に買うので、やっぱり失敗したくないという方におすすめだよ!
- フラットかディープか自由に選択可能
- あらゆるコンロにマッチする溝がある
- 100万回の摩耗テストにも合格するほど耐久性が高い
- サイズ展開が少ない
- 価格が高い
- 模範ブランドが多く出回っている
FOUR SEASONS/マルチグリドルパン


サイズ | Φ25cm | Φ29cm | Φ33cm | Φ36cm | Φ39cm |
持ち手を含む長さ | 30cm | 35cm | 40cm | 42cm | 47cm |
深さ | 2cm | 2.5cm | 3cm | 3.5cm | 4cm |
重量 | 550g | 850g | 980g | 1220g | 1380g |
素材 | アルミニウムコーティング | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ |
コーティング | フッ素樹脂コーティングイーティング | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ |
対応機種 | ガス火・焚き火・ハロゲン・食洗機利用化 | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ |
付属品 | なし | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ |
そして2つ目に紹介するのは、元祖JHQと人気を2分してきた『FOUR SEASONS/マルチグリドルパン』です。
1万円ほどするJHQに比べ、半額ほどのお値段で購入できることから、コスパを求めるユーザーに絶大な人気を誇るブランドです。



実は我が家も値段につられて、こちらを購入しました。
また、FOUR SEASONSが人気なのはコスパという理由だけではなく、その秘密は『サイズ展開の多さ』にも隠されています。
ソロ用に人気な25cmから、ファミリーにおすすめの29〜36cmまで使用人数に合わせて選べるのが、FOUR SEASONSのいいところです。
また、さきほどのJHQの鉄板マルチグリドルの33cmと比較した場合、こちらの方が1cm深いのも魅力的なポイントです。
それだけ容量が大きく入るので、汁物系も安心して調理可能です。
- サイズ展開が多い
- JHQの半値で購入できる
- 他ブランドよりも深さがあるので、容量UP
- 付属品は全て別売り
- 裏面の溝が浅く、コンロなどにフィットしにくい
※フォーシーズン/マルチグリドルパンの使用感については、こちらで詳しく解説しています。
FIELDOOR/ラウンドグリドルパン


サイズ | Φ29cm | Φ33cm | Φ36cm |
持ち手を含む長さ | 34.5cm | 39.5cm | 43cm |
深さ | 2.0cm | 3.2cm | 3.5cm |
重量 | 440g | 650g | 690g |
素材 | アルミニウム合金 | 左に同じ | 左に同じ |
コーティング | イノーブルコーティング | 左に同じ | 左に同じ |
対応機種 | ガス火・焚き火・IH・ハロゲン | 左に同じ | 左に同じ |
付属品 | シリコンハンドル (ベージュ) 収納バッグ | 左に同じ | 左に同じ |
珍しいホワイトカラーも販売している『FIELDOOR/ラウンドグリドルパン』です。
安心安全の日本ブランドということもあって、人気が高い商品です。
そして、FIELDOORの特徴は、なんといってもその軽さです。
さきほど紹介した2社の同サイズの商品と比べると、半分ほどの軽さを実現しています。



軽くて持ち運びしやすいと口コミでも人気だよ。


ただ一点、裏面のデザインが気になるところです。
シングルバーナーなどにフィットする溝がないので、この形にあった五徳などを探す必要が出てきそうです。



付属のシリコンハンドルが、赤からベージュに変更され、ますます人気が出そうだね。
- 珍しいホワイトカラーが嬉しい (33cmのみ)
- 付属品付きで、コスパも◎
- 軽くて、持ち運びしやすい
- 安心安全の日本ブランド
- 裏面の溝がないため、この形にあった五徳を探す必要あり
Afora/マルチグリドル


サイズ | Φ33cm |
持ち手を含む長さ | 39cm |
深さ | 2.0cm |
重量 | 750g |
素材 | アルミニウム合金 |
コーティング | PTEEを使ったテフロンコーティング |
対応機種 | ガス火・焚き火・IH |
付属品 | 収納バッグ (別売り) |
サイズ展開は、1サイズの33cmだけと分かりやすい『Afora/マルチグリドル』です。
サイズ展開が少ない分、コストを抑えて販売しており、非常に安いのが特徴です。
ブランドにこだわらないから、安いものが欲しいという方におすすめです。
- コスパ最強!
- 軽くて持ちやすい
- 1サイズのみ
- 付属品は別売り
- 口コミが少なく、使用感が不明
カインズ/軽いマルチアルミプレート
サイズ | Φ30cm | Φ34cm |
持ち手を含む長さ | 36cm | 42cm |
深さ | 3.0cm | 5.5cm |
重量 | 590g | 790g |
素材 | アルミニウム | 左に同じ |
コーティング | フッ素コーティング | 左に同じ |
対応機種 | ガス火・IH | 左に同じ |
付属品 | なし | 左に同じ |
みなさんお馴染みのホームセンター『カインズ』から新発売された『軽いマルチアルミプレート』は、常に在庫不足が続いているほど大人気商品です!
サイズ展開は少し珍しい30と34cmとなっており、他ブランドの同サイズ感のものと比べると少し全体の横幅と深さがあるなという印象です。
また、耐熱温度250℃までと記載されており、焚き火での使用は不可となっていますので、焚き火調理がしたい方には向いていません。
ただ、店舗で実際に手にとって見れるのは、他商品にはない魅力かと思います!
- 店舗で実物を見ることができる
- コスパが良い
- 焚き火などの直火はNG
- 裏面の溝がないため、この形にあった五徳を探す必要あり
- 付属品は販売されていない
SWAG GEAR/マルチグリドルパン


サイズ | Φ34cm (M) | Φ40cm (L) |
持ち手を含む長さ | 不明 | 不明 |
深さ | 2.2cm | 3.5cm |
重量 | 760g | 959g |
素材 | アルミニウム素材 | 左に同じ |
コーティング | 麦飯石コーティング | 左に同じ |
対応機種 | ガス火・焚き火・IH | 左に同じ |
付属品 | ウッドハンドル (ネーム入れは有料) 収納バッグ | 左に同じ |
特徴的なデザインが印象的な『SWAG GEAR/マルチグリドルパン』です。
サイズはMとL、カラーはそれぞれブラックとホワイトの計4種類展開されています。
そして何より珍しいのが、付属品のウッドハンドルにネーム入れができること。



自分だけのオリジナルマルチグリドルができるのは、ここだけ!
また、オプションでギフトラッピングのサービスもしているので、プレゼントにもおすすめです。
- 大家族用の40cmが購入可能
- 特徴的なデザインとホワイトカラーで、差別化できる
- オリジナルマルチグリドルが作れる
- お値段はちょっとお高め
- 表面の溝に入った汚れが取りにくい
KZM/イグニスデザイングリドル


サイズ | Φ40cm |
持ち手を含む長さ | 40.5cm |
深さ | 3.7cm |
重量 | 1800g |
素材 | アルミニウム素材 |
コーティング | ノンスティックマーブルコーティング |
対応機種 | 不明 |
付属品 | ウッドハンドル 収納バッグ |
丸型ではなく、12角型で形成された『KZM/イグニスデザイングリドル』。
そのため、マルチグリドルの中では大きめの40cmですが、最大横幅は40.5cmと無駄がないのが特徴です。
持ち手部分が横に出っ張っていないのも珍しいですね。


ただおしゃれなデザインだけでなく、料理の目安がわかるように500mLの目盛りが入っており、細かなところまで気配りが感じられます。


裏面にはノコギリ刃形と呼ばれる凹凸がしっかりとあるので、シングルバーナーバーナーなどとの密着度も高く安定感が高いことがわかりました。
ただ、強度を高めるために、厚さ5mmで作られているためか非常に重いのが、気になります。
- 大型の40cmなのに、横幅は40.5cmと無駄がない
- 500mLの目盛りが入り
- あらゆるコンロにマッチする溝がある
- 厚さ5mmで圧倒的な強度
- サイズ展開が1サイズのみ
- 1800gなので、ずっしりとした重みを感じる
- お値段はちょっとお高め
- 表面の溝に入った汚れが取りにくい
GRANDOOR/マルチグリドル


サイズ | Φ33cm |
持ち手を含む長さ | 不明 |
深さ | 2cm |
重量 | 930g |
素材 | アルミ合金 |
コーティング | フッ素樹脂コーティング |
対応機種 | ガス火・焚き火・IH |
付属品 | ウッドハンドル 収納バッグ |
Twitterで話題になり、爆発的人気を起こした『GRANDOOR/マルチグリドル』です。
福岡発のアウトドアブランドGRANDOORが開発したということで、信頼度も高く注目を集めているようです。
付属品も付いていてのコスパの良さも人気の理由です。
おそらくIH対応でこのお値段は、GRANDOORだけ! (筆者調べ)


裏面の鍋底には、円状の窪みがしっかりとあります。
また、ショットブラスト処理という滑り止め加工がされているので、問題なく使用出来そうです。
- 安心安全の日本ブランド
- 付属品付き、IH対応で4,000円で購入できコスパ◎
- ショットブラスト処理により、バーナーとの安定感も良き
- 注ぎ口がない
- サイス展開が1サイズのみ
- 販売はAmazon直営店のみ
ブランド別に比較してみた!
表にして、まとめるとこんな感じです。
商品名 | JHQ/鉄板マルチグリドル | FOUR SEASONS/マルチグリドルパン | FIELDOOR/ラウンドグリドルパン | Afora/マルチグリドル | カインズ/軽いマルチアルミプレート | SWAG GEAR/マルチグリドルパン | KZM/イグニスデザイングリドル | GRANDOOR/マルチグリドル |
サイズ展開 | 19cm 29cm 33cm | 25cm 29cm 33cm 36cm 39cm | 29cm 33cm 36cm | 33cm | 30cm 34cm | 34cm 40cm | 40cm | 33cm |
裏面の形状 | ◎ | ○ | △ | △ | △ | △ | ◎ | ○ |
カラー | ✕ | ✕ | ○ 33cmのみ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ✕ |
デザイン | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ✕ |
コスパ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ | ○ |
焚き火 | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ✕ | ○ |
IH対応 | △ 33cmのみ | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
付属品 | △ | ✕ | ○ | △ 別売り | ✕ | ○ | ○ | ○ |
購入リンク | カインズ公式サイト | Outdoor.beans公式サイト | GRANDOOR公式サイト |
まとめ


大人気!マルチグリドルの魅力はわかってもらえましたでしょうか。
失敗したくないという方にもおすすめのマルチグリドルを比較しながら、紹介させて頂きました。
これ1枚あれば、焼く・煮る・茹でる・揚げると4パターンの調理ができるので、本当に便利です。
それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、是非お気に入りのマルチグリドルをゲットしてくださいね!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
あとがき
マルチグリドルはキャンプでいつもスタメンです。